電気主任技術者のための「電験三種初心者の方へ」

美奈子先生の「電験三種初心者の方へ」

そこに建物がある限り、
電験三種の仕事はなくなりません!
一生涯の資格。不況知らずです。

電験三種(電気主任技術者)とは?

分かりやすく言うと、ビルや工場の「高圧電気の管理・保全をするため」の資格です。
ビルや工場は一般家庭とは違い、大量の電気を必要とします。一般家庭の100ボルトという電圧に対し、ビルや工場では6千600ボルト、場合によってはもっと高い6万6千ボルトもの電圧で、電気を一括仕入れしています。
もちろん、その高圧電気をそのまま使うのではありません。施設ごとの「電気室」で、用途に適した電圧に変えてから、各テナントに配っているのです。
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第三種電気主任技術者の代表的な仕事をご紹介します。
電気主任技術者は、電気事業法で「事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、主務省令で定めるところにより、主任技術者免状の交付を受けている者のうちから、主任技術者を選任しなければならない」と定められています。その電気主任技術者の主な仕事を簡単にまとめると、次の2つとなります。

1.施設がオープンする時「電気設備がちゃんと運用できるか」や「安全面に問題がないか」などをチェック。
その監督者として、国に届出をすること。

2.電気の安全に関する定期点検、メンテナンス
つまり“そこに建物がある限り”資格保有者の仕事はなくならないのです。

電験二種や電験一種はあるの?

ありますが、おおざっぱに言いますと、「電験二種」は大型商業施設、大規模工場、「電験一種」は発電所の管理や保全を請けるための資格です。ほとんどの建物では、「電験三種」で十分対応できると言えます。

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電験三種 試験のしくみ

試験は年1回。例年9月上旬の日曜日に実施されます。
合格すれば、一生涯、更新の必要はありません。
受験資格は一切なし。つまり誰が受験してもOKです。
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「電気系の学校出てないのだけど・・・」「電気関係の仕事はしていないのだけど・・・」という方でも大丈夫!受験する方の割合として、確かに設備・電気関係の仕事をしている方が多いのは事実。それでも未経験で合格される方は、毎年たくさんおられますので、ご安心ください。

試験科目は、「理論」「電力」「機械」「法規」の4つ。
採点はそれぞれの科目ごと。全科目合格することで、晴れて「電験三種」デビューです。そして、この試験の大きな特徴が「科目合格留保制度」というもの。4科目のすべてを一発合格しなくても、どれか合格した科目があれば、2年間その科目については「合格」として扱われます。つまり、電験三種は「3回の試験で4科目すべてをそろえれば合格」となるのです。

科目合格留保制度とは?

電験三種は科目ごとに合否が決まります。
1度合格した科目については、翌年度と翌々年度まで「合格」の状態をキープすることができるため、試験は免除されます。

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電験三種 どう役に立つのか?

「じゃあ、この資格がとれたら何の役に立つの?」という、皆さんの疑問にお答えしましょう。
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第1に大切なことは、「多くの人が持っている資格ではない」ということ。
「うちの職場には、電験三種を持っている人がゴロゴロいる」という話は、これまで聞いたことがありません。
合格者からは、こんな喜びの声が届いています。
「電験を持っているのが私だけだったので、会社では少し優遇されています」
「資格手当が出ています」
「これがあったおかげで、すぐ転職が決まりました」
希少価値の高さ。これが職場からの評価に結びつきます。

第2に、「電気主任技術者は、企業からのニーズがとても高い」ということ。就職先としてはビル管理会社、電気工事の会社、それから工場などが考えられます。ここ最近、「会社から言われて勉強をはじめました」という人の割合が少しずつではありますが、増えています。管理・維持だけではなく、電気設備の改修や規模の決定には電験三種の権限が必要です。
会社側からすると、「これまでは外部にお願いしてきたが、できることなら内部に・・・」という考えがあるようです。その他、活躍の場は多数あります。

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そして最後にポイントとなるのが、「定年後も勤められる」ということ。
一般的に、電験三種を持っていれば65歳を過ぎても職に困らないと言われています。55~60歳くらいの定年を間際の方が、よく「将来のために」と取得を目指しています。とにかく、目指して損はない資格だと言えるでしょう。

他の資格と比べて電験三種って何がいいの?

設備関係には「ボイラー技士」や「消防設備士」、「危険物取扱者」、「電気工事施工管理技士」、「昇降機検査資格者」、「建築設備検査資格者」、「冷凍一種、二種、三種」など、いろいろな資格があります。 しかし、「分野が限定され過ぎている」「資格が取れても、実際の仕事に活かされない」などの理由で、結果的に電験三種を選ばれるのです。

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