変電用語集!記述問題はこれだけでOK

電力という科目は、文章問題と計算問題の割合が半々、暗記も計算もしっかり学習しなければなりません。このメルマガでは電力の用語の基本を覚えてもらえるようにまとめました。これで文章問題に対応しましょう。あとは、電気理論の基本的な考え方や日常生活から分かることもあります。基本をしっかり暗記して、合格に1歩近づきましょう。

変電所の分野からは、変電所や開閉所の役割、調相設備についての問題がよく出題されます。

 

用語集

  • ガス絶縁開閉装置
    ガス絶縁開閉装置とは、断路器、遮断器、避雷器などをSF6ガスを充鎮した容器内に収めた縮小形開閉設備です。変電所などの設備の縮小化ができるが、金属の内部に入れてしまうために点検が困難になってしまいます。また、A種接地工事をほどこしていますので、感電の危険性がほとんどありません。
  • 負荷時タップ切り替え変圧器
    停電せずに、変圧器の一次側のタップを切り替えて、二次側の出力を調整できる変圧器のことです。
  • 避雷器
    避雷器とは、放電により過電圧を制限し電気施設の絶縁を保護し、短時間のうちに遮断する装置です。放電開始電圧(避雷器に電流が流れ始める)、制限電圧(避雷器の放電中に過電圧が制限される)も覚えておきましょう。
  • 補償リアクトル
    補償リアクトルは中性点接地抵抗器と並列に接続して、補償リアクトルを接続します。これにより1線地絡時の健全相の対地電圧の異常上昇を抑制します。
  • 直列リアクトル
    高調波電流の阻止、コンデンサの焼損を保護します。コンデンサと直列に接続します。
  • 分路リアクトル
    進み電力を補償します。並列に接続します。
  • 限流リアクトル
    故障電流を抑制します。保護するものと直列に接続します。
  • 消弧アリアクトル
    アーク地絡が起った時に進み電流を補償し、アークを消去します。
  • 電力用コンデンサ
    負荷の遅れ電力を補償して、受電端の力率を進めます
  • 分路リアクトル
    分路リアクトルは負荷や線路の進み無効電力を補償して受電端の力率を遅らせます(フェランチ現象をおこさないように)。
  • 同期調相機
    同期調相機は、無負荷で運転する同期発電機で、界磁電流を加減することで遅れ無効電力から進み無効電力までをとらせることができます。界磁を弱めると遅れの無効電力、界磁を強めると進みの無効電力をとります
  • 静止型無効電力補償装置
    降圧用変圧器、直列リアクトル、進相コンデンサ、高電圧大容量サイリスタ装置で構成され、サイリスタを用いた高速制御により、負荷状態において無効電力を連続的に変化させて、応答速度の速い無効電力補償を行うことができる装置です。
  • ブッフホルツ継電器
    変圧器を保護するために変圧器の本体とコンサベータ間に取り付け内部故障を検出します。
  • 断路器
    断路器は充電された電路を開閉する装置です。負荷電流の開閉をたてまえとしないもので、アークの消弧装置を持ちません。負荷電流が流れているときに誤って断路器が操作されないように、遮断器とインタロックをしており、遮断器が開放状態でなければ、断路器は操作できないようにしておく必要があります。

 

  • 変流器(計器用変成器)
    変流器の二次側端子は低インピーダンスのものを接続しなければなりません。また、一次側に電流が流れている状態で、二次側の回路を開放してはいけません。二次側に大きな電圧が発生し、鉄損が過大になるためです。また、一次端子のある変流器は、直列に接続します。

 

 

例題

(平成24年 電力 問6)

20160102-1

答え(3)

(平成23年 電力 問8)

20160102-2

答え(5)

 

 

 

カテゴリー: 電力
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