〔電力007〕ボイラと付属設備について覚えておくこと

〔電力007〕ボイラと付属設備について覚えておくこと

発電用のボイラは、一般に水の循環方式から、循環ボイラと貫流ボイラがあります。循環ボイラはドラムを有し、自然循環ボイラと強制循環ボイラに分けられます。

(1)自然循環ボイラ

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ドラムで蒸気と水を分離している。分離した水は降水管から蒸発管に入り、蒸気となりドラムに戻る。この水循環を密度の差によって行うものを循環ボイラと呼びます。

(2)強制循環ボイラ

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自然循環ボイラでボイラ内の圧力を高くすると、水の自然循環が減少してしまいます。そのため、途中にポンプを置くことで強制的に水を循環させます。これを、強制循環ボイラといいます。
また、水の臨界圧力以上の圧力では、水と蒸気との区別がなくなるので循環ボイラは成り立ちません。

(3)貫流ボイラ

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長い管の端から給水ポンプにより水を送り、管内を流れる間に蒸発と過熱を行うものを貫流ボイラといいます。ドラムと循環ポンプがないため重量は軽くなり、また保有水両が少ないために起動時間は短くなります。しかし、熱を蓄えてしまうため負荷が急速に変わる場合には対応できなくなります。よって給水と燃料の制御を慎重に行う必要があります。
理論的にはどのような圧力でも使用することはできます。また、臨界圧力以上でも使用することができます。

(4)付属設備について

過熱器:蒸発管で発生した飽和蒸気をタービンで使用する蒸気温度はで過熱をする装置です。
再熱器:タービンの高圧部の出口からの蒸気を再び過熱する装置で、取付位置や構造は過熱器とほとんど同じです。
節炭器:煙道内に設置して、排出ガスの保有熱量で給水を過熱して、飽和温度近くまで予熱するものです。

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