表皮効果とは何ですか
投稿日: 2016年6月9日 作成者: admin
【質問】
表皮効果とは、何ですか?
表皮効果とは、
「電線に交流電流を流したとき、電線の中心部より外側の方に電流が多く流れる現象」です。
少し補足をすると、導体の表面に近いところに電流が多く流れ、中心部分にはあまり流れないという現象です。
その原因は、自分が出した磁界で電気抵抗(自己インダクタンス)ができることによりおこります。
また、導電率が大きく、電線が太く、周波数が高いほど、この外側に電流が多く流れる効果が大きくなり、電線の中心に電流が流れにくくなります。
なので、電線は太い電線を1本使うよりも、細い電線をより合わせたほうが効率よく送電することができます。
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