〔法規002〕支線の引張荷重と必要素線条数の計算

〔法規002〕支線の引張荷重と必要素線条数の計算

法規の計算問題では、支持物(電柱)を支えている支線についての問題が良く出題されます。支線の引張り荷重及び、素線の必要条数について学習しましょう。また、力のモーメント(トルク)のつり合いと三角比についての理解が必要になります。

(1)力のモーメントについて

作用する力の大きさをF〔N〕とし、支点から作用点までがr〔m〕のとき支点軸から力の作用点までの向きと作用する力の向きが垂直のとき、モーメントMM=Fr〔N・m〕と定義しています。

(2)支線の役割について

支線は、電信柱の強度を分担する線です。支線には以下の条件があります。
①支線の安全率は2.5以上(引き留め箇所に使用する場合は1.5)
②支線をより線とした場合は素線3本以上をより合わせなければいけません。
③素線の直径が2〔mm〕以上及び引張強さ0.69〔kN/mm²〕以上の金属線を用います。

(3)支線にかかる力

支線にかかる力P〔kN〕は
地面を基準とした力のモーメントの公式より以下のとおりになります。
Pcos\theta \times H_{2}=T\times H_{1}〔kN・m〕
\displaystyle P=\frac{T\times H_{1}}{H_{2}\times cos\theta}〔kN〕

02-1

(4)支線の条数について

支線に加わる張力をPに安全率をかけた値を、支線1条あたりの引張荷重で割った値が支線の必要条数nになります。

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