【質問】
クーロンの法則の公式に代入する電荷の値は、「負の電荷」であっても「-(マイナス)」をつけないのですか?
下記の例題より解説していきます。
【例題】
真空中において、図のような一辺が2〔m〕の正三角形の頂点A,B,Cに、それぞれ1〔C〕,4〔C〕,− 4〔C〕の点電荷をおいたとき、頂点Aの電荷がうける力〔N〕として正しいのは次のうちどれか。

(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
【解答・解説】

上記の図より、
〔N〕
〔N〕
より
答えは、(4)になります。
〔N〕クーロンの法則の公式で求めることができるのは、力の大きさ(絶対値)です。
なので、-4〔C〕の絶対値「4」を代入しています。
また、力には大きさと向きがありますので、下記の図のようになります。

確認しておきましょう。